冬季企画展「モダン金沢と大衆文化」

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金沢は、しばしば「城下町」といった伝統的なイメージで語られます。
しかし、大正から昭和戦前の時期、多くの地方都市にもまして「モダン都市」の色彩を帯びた時代がありました。大正末期に始まったラジオ放送は、国内外の出来事をすぐに全国に伝え、また、都市部を中心に映画などの娯楽やデパートの出現など、現在に続く生活文化の原型がこの時代に生まれました。本展では、蓄音機やラジオなどの道具、映画のポスターをはじめ、チラシ、雑誌など、豊かな大衆文化の様相を紹介します。
構成
- モダンライフの到来
- 娯楽の王様 キネマ
主な展示品
雑誌「モダン金沢」 - 雑誌「モダン金沢」 昭和前期
- 金沢見物電車線路双六 大正~昭和前期
- 手動式映写機 大正13年(1924)頃
- 「愛国石川号命名式」ポスター 昭和7年(1932)
- ラジオ単独供給開始記念ポスター 昭和前期
- 「日映海外ニュース」ポスター 昭和前期
■展示解説
日時: 平成28年12月11日(日)、平成29年 1月14日(土) いずれも13:30~14:30
会場: 当館企画展示室
講師: 当館学芸員(申込不要/要観覧料)
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